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「社員ファーストの環境づくり」丁寧なコミュニケーションで信頼関係を築く【連載:まっすぐの流儀 vol.13】

こんにちは。PRONI(プロニ)採用担当です。

PRONIの中核を担うメンバーたちにフォーカスを当てた「まっすぐの流儀」。メンバーのPRONIとの出会い、キャリアへの考え方、そしてそれぞれが考える「まっすぐ」の定義を深掘りします。

今回は、2024年1Qにまっすぐ賞(チームにまっすぐ)を受賞した西村さんにお話を伺いました。

ー受賞理由ー

  • セキュリティツールの導入でログイントラブルが起きてしまいましたが迅速に対応していただき助かりました。返信の丁寧さやスピード感に安心できます。組織管理には大変な課題が多いと思いますが、PRONIには西村さんがいてくれて心強いです。

  • これだけに限らないが、ISMS導入のために全社的にコミュニケーションを取ってトラブルもなく進めている姿が、まさにチームにまっすぐと感じました。

ー受賞時の上長(菅原さん)からのコメントー
入社からわずか10ヶ月での受賞になりますが、本当に感謝続きの10ヶ月でした。
これまで情報システムの経験者がいなくて手探り状態だったチームの業務を、長年のご経験を生かして次々と整備・改善をして頂いたのですが、その姿はまさに救世主にしか見えなかったです。最近では全社を巻き込んだISMS認証取得のプロジェクトも計画通りに推進し、無事に取得をして頂いています。

積極的に計画や業務効率化を可視化してメンバーに共有している姿も何度も拝見していますので、大きなプロジェクトでも順調に推進されているのでしょう。
これからも西村さんを頼りにさせて頂きます。まっすぐ賞の受賞、おめでとうございました!



不動産会社からスタートアップへ。40代で転職を決意した理由

――西村さんのこれまでのキャリアについて聞かせてください。

新卒で不動産会社に入社してから約2年間、構造計算やCADを使った業務を行ってきました。その後、情報システム部へ異動し、ネットワーク管理や業務支援システムの開発運用、プライバシーマークの取得対応など、幅広い業務に携わりました。

仕事はやりがいもあり楽しかったのですが、コロナ禍で会社の方針や制度が大きく変わり、建築部門もほぼ解体してしまって……。建築設計に携わりたくて入社した会社だったので、「このままでいいのだろうか」と考えた末、25年間勤めた会社から離れることを決めました。

――PRONIへジョインを決めたのはなぜですか?

PRONIとは転職活動中にエージェントから紹介を受けて出会いました。面接に進んだ際に、面接でお会いした方々が「一緒にやっていきましょう」と優しく受け入れてくださって、その人柄に惹かれた部分が大きいですね。メンバーもコミュニケーションがやわらかい方が多くて。業務面でも、社内整備やアカウント管理など、これまで行っていた経験を活かせると感じ、入社を決意しました。

――前職とPRONIとの違いはありますか?

そもそも業務内容が異なります。前職では勤怠システムや営業支援のツールなど、業務システムを社内で内製していました。もちろん情報システムのコーポレート業務も行っていましたが、前職で主に担当していた開発業務はなくなり、PRONIではより企業の根幹を裏から支える業務に従事していると感じています。

文化的な違いとしては、PRONIには電話が少ないですね。入社してすぐのころは初めてのSlackでの問い合わせに戸惑いもありましたが……(笑)。文字ベースだとしっかりと記録を残せるのでデータも振り返りやすいですし、今ではこのやり方がしっくりきています。

「顧客は社員」徹底的に寄り添い、働きやすい環境を整備する

――PRONIへの入社後は、どのような業務を担当されていますか?

コーポレートITグループに所属し、アカウントやパソコンの管理、ヘルプデスク対応などを行っています。
PRONIでは、SaaSツールを80種類近く使用しているので、それらのアカウントの棚卸しを定期的に行い、不要なアカウントを減らしています。不要なアカウントが残っているとセキュリティリスクが増えたり、削減できるはずの費用が発生したりしてしまうので。

最近では、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)運用やIPOの準備対応も追加され、私は会社の基礎の部分全般の管理を担っています。

――これまでの業務で大変だったことを教えてください。

ISMSの取得は大変でしたね。入社して半年後のタイミングだったので、そもそも社内がどのようにセキュリティを運用しているのかもわからなくて……。各部署がどういうツールを使っているのか、情報収集から始めました。ISMSのルール作成は初めての経験だったので、周囲のメンバーには本当にたくさんサポートしてもらいましたね。

――仕事をするうえで西村さんが大切にされていることはありますか?

コーポレートITグループは直接お客様と関わることがない部門です。だからこそ、PRONIメンバー=顧客だと考えて、メンバーからの問い合わせやヘルプデスクの対応を丁寧に行うようにしています。

ネットワークの工事でネットが止まる場合にはSlackでお知らせするだけでなく、アナログ的にチラシを貼って周知するように工夫する。また、メンバーからの問い合わせにはできるだけ早く対応するように意識しています。きっと問い合わせをしてきたメンバーはその時にやってほしいと思うので。

基本的なことではありますが、常にメンバーにとっての動きやすさを考えながら、丁寧に仕事することを心がけています

「1歩1歩、ちょっとずつ」ISMS取得で実感した、組織と自身の成長

――西村さんは、PRONIのアイデンティティである「まっすぐ」をどのように捉えていますか?

個人的には「1歩1歩、少しずつ」という言葉がしっくりきます。最終的にやるべきことを意識していても、誰だって目の前にやることはたくさんありますよね。それらを一つひとつこなしていくことが大切だと考えています。
理想と現実の最適な落としどころを見つけていく。例えば「リスク的にはこれは守らなきゃいけないけど、リアルに運用すると業務がまわらない」という場合には、ちょうどいい妥協点を見つけていくことで、最終的にやりたいことを「まっすぐ」に実現できるのだと思います。

――ISMS取得のプロジェクトを通してご自身の成長に繋がったことを教えてください。

前職でプライバシーマークを取得した経験があったのですが、ISMS取得はその何倍も難しいと予想していました。

でも実際に取り組んでみると、両者はそもそもの考え方が違っていて。プライバシーマークは定められたルールにきちんと合わせていくことが求められるのですが、ISMSはルールをある程度社内で調整できたんです。

ISMSにおいて重要なのは、策定したルールに則ってしっかり運用がなされているかを確認することなのだと認識でき、プロジェクトを無事に完遂できました。このときの経験は、本来の業務である社内ツールの管理にも役立っていると感じています。

――まっすぐ賞を受賞したときはどんな気持ちでしたか?

まさか受賞できるとは思っていなかったので「本当に自分が?」という気持ちでした。2023年3月に入社して賞をいただいたのが年末。「まだ入社して日が浅いのに、どうしてみなさん西村という名前を知っているんだろう」とも思いました(笑)。

でもきっと、Slackやマニュアルの手順書やログインするときのサンプルに自分の名前が入っていたので、そういった細かいところをみなさんしっかり見てくださっていたのかなと。純粋に嬉しかったです。

――西村さんの丁寧な取り組みが受賞に結びついたんですね。最後に、今後挑戦したいことを教えてください。

現在の業務の延長にはなるのですが、SlackやGoogleなど日々使っているさまざまなツールの社内浸透をさらに広げていきたいです。

先日、Googleドライブのガイドラインを公開した際に、これまでのNotionを使った文字だけの告知に加え、プレゼンのような動画も作ってみました。すると、これまでは「文字だと長くて見づらい」という声が多かったのですが、5〜10分の動画にしたらみんな最後まで見てくれるようになったんです。
また、問い合わせ対応に関する知見が属人化しないように、コーポレートITグループとしてマニュアル作成にも取り組んでいく予定です。

今後もいろいろな方法を模索しながら、メンバーが働きやすいように環境を整えていく所存です。

ーー西村さん、ありがとうございました!

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