大手よりユニラボを選んだ。新卒でベンチャーに入社した成長と努力の3年間
こんにちは。アイミツCLOUD推進部の和田昂大(わだ こおだい)です。
突然ですが、みなさんは就職活動にあたって何を重視していますか?年収?将来のキャリア?あるいは一緒に働く上司やメンバーの人柄という方もいらっしゃるかもしれませんね。
学生時代の僕にとってのそれは、会社の知名度。具体的なキャリアプランやこれといった目的意識はなく、ただ誰もが知っているような有名企業に入ることだけを考えて、就職活動していました。
そんな僕が2019年当時社員20名ほどだったユニラボになぜ入社したのか、インターンを含めた入社後の3年間でどんな経験を積むことができたのか、この場を借りて共有したいと思います。
就職先探しで迷っている方、本当にやりたいことが見つからないといった方に、少しでも参考にしていただければうれしいです。
スタートアップは存在すら知らなかった
僕は小学校からずっと野球を続けていて、高校もスポーツ推薦で入学しました。入ったのは千葉県内有数の私立進学校。スポーツと勉強を両立しようという校風で、それまで野球一筋だった僕とは当然学力のレベルが違いすぎましたが、将来について親とも相談した結果、野球は高校までと決めて勉強も頑張り、一般入試で都内の私立大の経営学部へ進学しました。
一方、大学に入ってからは、特に力を入れて取り組んだことはありません(笑)。
経営学部を選んだのも「何となく」ですし、大学3年時の就職活動にしても周囲が始めたから、どうせやらないといけないからという感覚でスタート。大手旅行会社に勤める父の影響もあって、当時の僕は就職活動イコール有名企業に入るための競争だと勝手にイメージしていて、スタートアップ企業に関してはその存在すら知りませんでした。
本当に入りたい会社、本当にやりたい仕事が見つからないまま、志望動機を会社ごとに変えて大手製薬会社や化粧品メーカー、人材会社の採用試験を受け、結果的にそのうちの1社、人材系のメガベンチャー企業から何とか内定をいただくことができました。
こんな会社あるの?ユニラボとの出会い
そうしたなかでユニラボを初めて知ったのは、2018年の3月頃。内定をいただいて就職活動がひと段落し、「卒業までダラダラ過ごすのも嫌だな‥」とインターンシップができるIT系企業を探していたところ、インターンの紹介サイトでユニラボの募集を見つけたのがきっかけです。
五反田のオフィスを訪れてまず衝撃的だったのは、最初の面接官がCEOの栗山さんだったこと。それも企業の経営者とは思えない、ものすごくカジュアルでおしゃれな格好で現れて、世の中にはこんな会社もあるのだと驚かされたのを覚えています。
また、それまでの就職活動では会社の経営理念やミッションビジョンへの共感を強く求められることが多く、しっくりこない部分があったのですが、ユニラボのインターン面接ではそういった話もほとんどなし。
とにかく「やる気さえあれば、どんどん仕事を任せます」と。この会社なら正社員として働く前に貴重な経験が積めると確信して、2018年4月にインターン入社させていただくことになりました。
電話営業からメールマーケティングまで営業全般にわたる業務を経験
インターン入社して最初に配属されたのはカスタマーサクセス部(法人営業部)。受注を増やしたい企業に電話でコンタクトをとり、ユニラボが運営している受発注マッチングサイト「アイミツ」への掲載をご提案する仕事です。
とはいえ、学生の僕には業界知識も提案力もなかったので、先輩社員のサポート・アドバイスを受けながら、まずはお客様1人ひとりにきちんと向き合うことを意識しました。
どんな業種、どんなビジネスであっても、受注や売上を増やすためにはリード(見込み顧客)の獲得が欠かせません。
たとえばホームページを制作する会社でも、いきなりホームページをつくって売れるわけではなく、まずは会社の存在を知ってもらい、相手の課題や悩みを聞き出し、その解決策としての制作プランを提案して相手に興味・関心を持ってもらうことで(=リードを獲得することで)、はじめて商談、成約という流れが成り立ちます。
これはユニラボにとってもまったく同じ。そのユニラボでの僕の役割がまさにリードを獲得することだったので、お客様とはリード獲得の難しさや課題について一定の共通認識を持つことができました。
そうした共通認識に沿って話を進めることで‥時には提案というより議論のような形になってしまうこともありましたが(笑)‥結果として一定の成果を残せたのは良かったと思います。
その後は週4日・ほぼフルタイムの勤務のなかで、メールマーケティングなど営業全般にわたる業務を経験。面接時の話どおりのどんどん仕事を任せてもらえる環境とプロ意識の高い先輩方、チームワークを重視する社風に惹かれ、このままユニラボで働きたいという気持ちが強くなっていきました。
一方、内定をいただいていた人材サービス会社の同期とは友人同然の関係になっていたので、非常に迷いましたが、最終的には人材サービス会社へ内定辞退とお詫びのご連絡を差し上げ、翌2019年4月にユニラボへ新卒入社することに決めました。
新卒1年目で営業トップの成績を残せた理由
新卒入社後はインターン時代に引き続きカスタマーサクセス部に配属され、入社から4ヵ月連続で受注件数または受注金額ベースのいずれかで営業トップの数字を残すことができました。これにはインターンでの経験を活かせたことに加え、何よりアイミツのサービスとしての特性が大きかったと思います。
アイミツにはホームページ制作、コールセンター、物流倉庫、士業など100近いカテゴリーがあり、お客様の業種も本当に多岐にわたります。営業としては大変なように思われるかもしれませんが、業種が多岐にわたれば、おのずと話を聞いてもらえる方の絶対数は多くなります。
さらに先ほど書いたように、どんな業種、どんなビジネスであってもリードを確保するための打ち手は欠かせません。
つまり、リード獲得のための場を提供し、受注者と発注者を結びつけるアイミツは、世の中のありとあらゆる企業から常に必要とされるサービスだということ。営業としてこれほど提案しやすいサービスはそう多くはないと思います。
また、代表の栗山さんをはじめ、社会人経験の浅い僕が突拍子のない意見を言ってもあたたかく受け入れてくれる、懐の深い先輩方にも本当に助けられました。
その後、2019年8月には新サービスの立ち上げに携わり、11月からはカスタマーサポートなど複数の部署の業務を担当。翌2020年1月にリーダーとしてカスタマーサクセス部に戻り、新卒1年目ながらマネジメント経験を積ませていただきました。
現在は2021年1月に異動になった社長室(現アイミツCLOUD推進部)で、サービスの運用改善やリピーターを増やすための施策を担当しています
10年先のキャリアを経験できる環境とリスペクトできる先輩たち
ここまでユニラボへ入社する前、入社後の僕の経歴をご紹介してきましたが、ユニラボに入って本当に良かったと思うことが大きく2つあります。
1つは新卒1年目にして営業メンバー13名~14名のマネジメント経験を積ませていただけたこと。
従業員1,000名を超えるような上場クラスの大手企業であれば、少なくとも30歳、35歳になってから任されるようなポジションを、20代の前半で経験させていただきました。これは今後キャリアアップを図っていくうえでとても大きな財産になったと思います。
もう1つは先ほども書いたとおり、素直にリスペクトできる先輩に囲まれていること。ユニラボには部署を問わず目標への達成マインド、プロ意識の高いメンバーが揃っていて日々刺激を受けています。
また、経営メンバーの多くは日本を代表するような企業で実績をあげてきたにもかかわらず、本当に懐が深い、気さくな方たちばかりで、1on1などでいつも気軽に相談に乗ってもらえます。
そうした方々が周囲にいるのといないのとでは、毎日の仕事はもちろんのこと、自分の成長に対するモチベーションも大きく違ってくると思うので、本当に感謝です。
IPOを見据えて
いま、ユニラボでは近い将来のIPO(株式上場)を見据えて、さまざまな取り組みをスタートさせています。上場するということは人が増えるということでもあるので、人が増えた時にスムーズに業務を回せるよう、僕自身の経験を活かしていきたいと思っています。
カスタマーサクセス部にいたころは比較的メンバーの数が多かったこともあって、1人ひとりが個人の裁量で動いた方が成果につながりやすい側面もあったのですが、いまの部署に異動してからは仕事を分け合うこと、差配することの大切さに気づきました。
ユニラボには正社員以外のメンバーも多いので、そうした方たちが判断に迷ったりすることがないよう、マニュアルやトークスクリプト、進捗管理ツールの整備を進めています。
また僕自身、ユニラボに入ってからさまざまな経験を積ませてもらいましたが、サービスの立ち上げに本格的に携わったのは、今のところアイミツCLOUDの1つのみ。まだまだ未熟です。
上場している会社はどんなサービスやプロダクトを持っているのか、どれくらいユーザーがいるのか、具体的にどんな強みがあるのかー。読書などを通じて日々勉強し、得られた情報を社内のメンバーにも共有しています。
最後にはなりますが、僕自身の経歴を見ていただいてもわかるとおり、ユニラボはやる気次第でどんどん仕事を任せてもらえる会社です。一緒に働くメンバーも自身のスキルアップやサービスの成長に意識の高い方ばかりで、常に学びが尽きません。
自分から積極的に動いてスキルや知識を身につけていきたい方、経験はなくてもしっかりプロ意識をもって仕事に臨める方と一緒に働ければと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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